残暑お見舞い
夏休み期間中,附属浜松中学校教職員からのメッセージを不定期でお届けします。
誰からのメッセージか想像して読んでみてください。
みなさんこんにちは。
どんな夏休みを過ごしていますか。
私の夏の思い出,というか風物詩は自分の運転で全国行脚(あんぎゃ)をすることです。
北は東北,南は九州まで,道が続く限り陸路で走破し,その土地ならではのアクティビティをしたり,美味しいものを食べたりします。
思い返せば,車の免許をとって以来,コロナ禍も含めて毎年テーマを決めながらいろいろなところを旅してきました。
旅といえばトラブルも付き物で,苦労した経験もあります。
教員3年目の夏休み,九州に行った時のことです。
その年は九州が記録的な大雨に見舞われ,予定を変更しながら,大雨と共に様々なところを訪問しました。
最終日には「線状降水帯」が発生し,雨雲とともに東に帰ってくることに。
嵐の中の運転は疲れもたまってしまうため,
帰り道,広島県のとあるサービスエリアで仮眠をして一晩を明かしたのですが,何とその先の高速道路が全面通行止めになってしまっていました。
やむなく次のインターチェンジで高速道路を下ろされたのですが,国道が冠水で通行止めになっていたり,倒木があったりして身動きが取れず,お昼頃までの約半日,知らない土地の道の駅に閉じ込められてしまいました。
本当に進みたい東方面や南方面には進めない,通ってきた西方面の道も戻れない,食料もない状態でこの土地に居続けることに危険を感じたので,苦渋の決断で唯一残されていた北方面(日本海側の島根県へ向かう道)へ進み,やっとの思いで島根県の浜田市というところに辿り着いたのを覚えています。
結果的には大きく遠回りをすることになってしまいましたが,日本海側の温泉に入ったり,海の幸を食べたりしながら帰ってきました。
無事に戻ってこられたので結果オーライだったのですが,あそこであの決断をしていなかったら…と思うと今でも怖くなります。
今となっては,いい思い出です。
みなさんは今,勉強をしたり,家族や地域のためにいろいろなことをしたり,忙しい日々を送っているのではないかと思いますが,ぜひ若いうちに多くの土地を訪れて,いろいろな経験をしてほしいと思います。
自分の足で踏みしめ,目で見た経験は,一生の宝物になるはずです。

