1. 学校教育目標と子ども観

静岡大学教育学部附属静岡小学校では、学校教育目標「自らをきりひらく子」のもと、長年にわたり子どもを中心に据えた教育研究を積み重ねてきました。

その子がその子らしく生き、彩りあふれる自分や豊かで幸せな未来を、自らつくっていってほしい

私たちは、子ども一人ひとりにそのような願いをもち、学校という場において改めて、子どもがその子らしさを輝かせながら学ぶ姿を支えたいと考えています。

また「まず子どもありき」という教育観のもと「子どもは自らの内に伸びようとする芽をもっている」という子ども観に立ち「とらえ・願い・かかわる」ことこそが、子どものもつ芽を支えるための教師の役割であると考えています。

学校という場が時代の変化や社会からの要請に応え、絶えず変化を必要とする場であったとしても「教育は常に目の前にいる一人ひとりの『その子』のためのものであり、その理論の起点もまた、目の前の『その子』の姿にある」という不易の理念が、私たちの研究の基層にあります。

2. 研究主題:『その子らしく学ぶ』

研究1年次では「その子らしく学ぶ」という言葉のもつ可能性を広く捉え、研究主題として設定する価値について吟味し、授業実践を行ってきました。

そして、抽出児の学びのプロセスを追い「その子らしく学ぶ」を見つめていく中で、子どもには、その子の見方や考え方、価値観などのその子の背景にあるもの、その子をかたちづくるものなどが「その子らしさ」として存在していることが明らかになりました。

さらに、目的に向かって前進していく中でそれらが自然とにじみ出たり、それらを発揮したりしながら材や事象などの対象を自分自身と結びつけ、意味付けながら学んでいくことも見えてきました。

同時に、そうした学びのプロセスの中に「子どもにとってのよさ」につながる可能性も見えてきたことから、研究を進めていく価値は十分にあると考え『その子らしく学ぶ』を研究主題として確定することとなりました。

詳細は、研究総論をご一読ください。

3. 全教員で子どもの学びを紐解く

 本校の教育研究では、全教員で目の前の子どもの姿を徹底的に紐解いています。

抽出児の発言、表情、他者との関わりなどを見つめ全教員で分析をくり返していきます。

「なぜこの場面でA子は手を止めたのか?」

「B男が感情を露わにした背景にあった、こだわりは何だったのか?」など

教科部の垣根を越え、全教員で議論をしていきます。

表面的な成果(「発言が多くて良かった」「作品が綺麗にできた」など)ではなく、その子の内面に迫る眼を全教員で磨き続けています。

4. 各教科部での研究

全教員で子どもの姿を紐解くことに加え、各教科部での研究も行っています。

全教員で議論した研究の方向性を基にして、各教科部ごとに教科主張を策定し、研究を進めていきます。

各教科部での研究においても、子どもの姿を徹底的に紐解き、研究の価値や可能性を追究していきます。

そして、各教科部で議論したことを持ち寄り、再び全教員で議論を重ね、研究を推進しています。

5. 研究の詳細

研究の詳細については、研究5年次の研究総論・各教科部教科主張をご覧ください。

研究5年次 研究総論・各教科部教科主張

研究5年次における総論と教科主張(5/12現在)になります。下記の教科のボタンを押すことで見ることができます。 研究5年次 研究総論 国語科部 教科主張 社会科部…

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