7月23日(火)~25日(木)に2泊3日の朝霧本キャンプを実施しました。
1日目。学校の体育館で出発式を行った後、グループごとバスに乗り込み、朝霧野外活動センターへ向かいました。到着後、入所式を行った子どもたちは、オリエンテーリングを通して施設内を自由に散策し、3日間の活動の見通しをもちました。その後も、夕食づくり、夕べのつどい、ナイトウォークラリーと活動が続き、1日目から盛りだくさんの活動に子どもたちは一生懸命取り組んでいました。
2日目。フィールドワークを行いました。子どもたちは、コマ地図を頼りに、各チェックポイントの課題に取り組みながら、ゴールを目指しました。グループの仲間と励まし合いながら一歩一歩進んでいく子どもたちの姿はとても素敵でした。ゴール後は、夕食づくり、夕べのつどいと活動が続き、2日目最後の活動はキャンプファイヤーでした。キャンプファイヤーの炎をみんなで囲み、仲間と踊ったり、グル活や本キャンプの中で感じた仲間との日々について語り合ったりしながら、子どもたちは思い切りキャンプの夜を楽しみ、「よりよい最終日にしよう」という思いを確認し合っていました。
そして最終日。朝食づくり後、係ごと撤収作業を行いました。時間内に片付けが完了できるように、各グループ協力して取り組んでいました。退所式後、バスに乗り込み、学校に向けて出発しました。帰校後は、体育館で解団式を行いました。解団式では、各集団長の振り返りの言葉とキャンプ長からの話がありました。また、その後にグループごと活動を振り返りました。重点目標「自分にできることを考え、行動する」に対し、「自分はどうだったか」と、どの子も思い思いに語っていました。
「あゆみ」「ひかり」「きぼう」の3学年で活動してきた朝霧本キャンプ。「あゆみ」6年生は、最上級生としての自覚をもち、グループ長や各係の長という立場で、グループの仲間を引っ張っていました。そんな姿は、4・5年生にとってあこがれの存在だったことでしょう。とても頼もしかったです。「ひかり」5年生は、自分にできることを考え、6年生に負けない姿でグループの仲間を支えていました。昨年度の経験が生かされ、初めてのことが多く戸惑いを見せる4年生を上手に導いてくれていました。来年度へのキャンプに早くも思いを馳せる子もいたことでしょう。「きぼう」4年生は、初めてのグル活・本キャンプにも関わらず、5・6年生から様々なことを吸収し、活動に積極的に取り組んでいました。今回の経験によって、来年度のキャンプの見方も大きく変わってくることでしょう。どの子にとっても、グル活・本キャンプの経験が日々の学校生活につながっていくことを願っています。