意見のぶつかり合いの先に‼【あゆみ】

6年生を送る会の4日前。臨時の学年集会での話し合いの一部です。

 

3組   「なんで(歌詞を)変えるの?変えたくない。」

1・2組 「キセキはみんなで歌うんだから、時間をかけてでも変えたい。」

3組   「(歌詞は)3組が時間をかけて決めた。だから、このままの歌詞にしたい。」

1・2組 「やっぱり、みんなで歌うんだから、みんなで歌詞を考えたい。」

3組   「この考えは急遽決まったこと。これを変えるなら、すべて変えなきゃならない。」

1・2組 「3組の思いしか伝わらない。」

3組   「ここ(この4行)は、3組で決めた。3組の場所。だから3組には変えたくない人がいます。」

1・2組 「みんなの気持ちが伝わる歌詞にしたい。」

 

「キセキ」の歌詞を替え歌にした出し物は、学年集会を行う前に学年で合わせて歌えるようになってきました。

さらに良くするにはと考えた時に、最後の4行をあゆみのみんなで歌おうという意見が挙がりました。「いやでもちょっと待って。」「歌詞はどうするの?3組が決めてくれた歌詞じゃん。」「このままでいいじゃん」

「いやいや、あゆみみんなの出し物だからさ、みんなで決めようよ。」「でも時間がないじゃん」「時間がなくても、話し合う時間が欲しいね」

 

このような会話が、6年生を送る会実行委員で繰り広げられたのち、臨時の学年集会へとつながりました。もともとは各クラスごと担当になった部分を歌う予定で、全クラスで歌う予定はありませんでした。

3組が歌う予定の最後の4行は、3組が時間をかけて6年生を送る会のスローガンに思いを馳せて歌詞を変えた部分。急遽みんなで歌うことになったといっても、譲れない熱い思いを感じました。

また、時間的な見通しをもち、残りの体育館練習は2回しかないことも、あゆみ全体で共有されている事実でもありました。一方で、時間はなくても、歌詞を変えてあゆみのみんなの思いを6年生に伝えたいとする1・2組も譲りません。

自分たちも歌うのであれば、3組の思いだけではなく、歌詞に込めて歌いたい。1・2組の思いもとても熱かったです。

結果、歌詞は変わることなく、45分は過ぎていってしまいました。みんながスッキリと納得した形で話し合いが終わったわけではなかったかもしれません。

その過程の中で、3組が話し合いを通して、歌詞に込めた思いを1・2組と共有したことや、1・2組の子どもの中に、3組の思いに共感した子がいたり、6年生により思いを伝えようと代案を考えてきた上で学年集会に臨んだ子がいたりしたことも確認されました。

「6年生に、あゆみの思いを伝えるんだ」「6年生を笑顔にするんだ」という思いは、あゆみ全クラスに強く共有されたと実感しています。あの話し合いがあったからこそ、6年生を送る会当日の素晴らしい歌声、表情があったのだと確信しています。

3クラスが、ぎゅっと力を合わせることができたきっかけになったのは、間違いなくあの話し合いです。

 

あゆみのこの一歩は、大きな一歩です。来年は5年生。こうしてまた学年で練り合う場面が増えることでしょう。そのときに、今回のような意見のぶつかり合いの中からも、互いの思いを知ることを通して、さらに一丸となり、大きな一歩を踏み出し続けてほしいと思っています。