「…それって本当に『はばたいてる』って言えるのかな。」【はばたき】

附属小の特色ある活動「つどい」。それぞれの学級が頑張っていることや目標にしていることを全校に伝える時間です。毎週金曜日の1時間目に行われ、これまで6年生、5年生と6学級のつどいを参観してきました。9月末に5年1組のつどいを参観した後、いつものように振り返りをしていると、「6年生とか5年生は、みんなで『同じ』目標や頑張ることを決めているんだね。」と話した子どもがいました。「自分たちもクラスみんなで目指す目標を話し合おう!」。後日、話し合いを行いました。「時間を守れるようになったほうがいいよ。」「ルールを守れるようになりたい。」「みんなからほめられるようなことをしようよ。」思い思いに、漠然とした「目標」というものに対する考えをぶつけていきます。すると「ちょっといい?」と、話し始めたSさん。「なんか、時間を守ろうとか、ルールを守ろうとか、すごく大事なのはわかるよ。大事だけどさ…。なんかこう、『決まっていること』って…うーん…。」と、言葉が詰まりました。それを聞いていたKさんが「成長するために頑張ってるってことじゃないってこと?」と反応すると、「そう!そんな感じ!」と嬉しそうに返すSさん。「みんなで『気持ちよく過ごせるように約束を守ろう』って、それが私たちが考えたい『目標』ってものなの?」そう続けました。ここまで一度も発言せずに聞いていたRさんが「その『目標』って…それって本当に『はばたいてる』って言えるのかな?」とつぶやきました。その瞬間から、「助け合って」「好きも嫌いも頑張って挑戦」「学びに向かおう」など、話し合いが加速していきました。子ども同士が長い時間をかけて、粘り強く話し合い、1年生なりの言葉で自分と友達の考えを紡ぎ、「目標」とは何かを共通理解していっているように見えました。「そうやって互いの思いををぶつけ合う姿がすでに『はばたいている』」。私たちはそう感じています。