小学校での初めての夏休み、お子さんにとってどのような時間になったでしょうか。コロナ禍での3度目の夏を迎え、制限も緩和されてきましたが、感染者は増えるばかりで、まだまだ油断ができない状況は続いています。しかし、そんな中でも子どもたちには、工夫をしながら夏休みだからこそできることややりたいことにチャレンジする、「はばたき」の姿が見られたのではないかと思います。夏休み中の課題への取り組みや健康観察にご支援・ご協力いただき、ありがとうございました。
さて、学校が再開し、元気な声が教室や運動場に響き渡っています。子どもたちは、久しぶりの友達との再会を喜び、たくさん話をしていました。「夏の思い出をもっと話したいのに!時間が足りない」「下校が早い!もっと話したい」と嬉しい言葉も聞こえてきます。月曜日から始まった教育実習では、限られた準備期間の中で、「先生達に喜んでもらいたい」「楽しいって思ってほしい」と飾り付け等の迎える会の準備をする姿が見られました。5月の時よりも、自分の思いを実現するために考え、動き出そうとする子どもが増えています。そのため、会が終わると「楽しかった」「成功したよ」と嬉しそうな顔で報告してくれる子どもがいます。「自分達で考えて成功させた」という達成感を味わうことができたのだと思います。これから今まで以上に隊長が中心になり進めていく活動が増えていきます。その中でいくつもの壁にぶつかることでしょう。しかし、友達と意見を出し合ったり挑戦したりする中で、自分たちの進む道を見つけていくことも、「はばたく」一歩になると信じ、支えていきたいと思っています。
まだまだ暑い日が続きます。早めに学校生活のリズムを取り戻し、元気いっぱい授業や活動に取り組んでほしいと思います。ご家庭でも体調管理にご配慮いただけたらと思います。
9月は、前期のまとめの月となります。これまでの成長や頑張りを振り返り、「はばたくための羽を大きくする」後期となるように、子どもたちを支えていきたいと思います。引き続き、ご協力をお願いいたします。