青春って、すごく密なんです【あゆみ】

夏休みが終わり、教室に再び子どもの元気な声が戻ってきました。コロナ禍で迎えた3回目の夏休み。

今年も感染対策のため、様々な制約がある中での夏休みとなりましたが、友達と夏休みの思い出を楽しそうに話す子どもの姿や、夏休み中の日記から、この夏休みが楽しく充実したものであった様子が伝わってきました。

保護者の皆様におかれましては、夏休み中のお子様の健康管理や日記のコメント記入など、ご配慮いただきありがとうございました。

先日まで行われていた第104回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)。テレビ越しに試合観戦をしたり、新聞等から結果を目にしたりした方もいらっしゃることと思います。

今年度は宮城県代表仙台育英高校が初優勝を飾りました。そこで優勝監督インタビューとして須江航監督が語った内容の一部を紹介します。

 

アナウンサー:今年の3年生は入学した時から、新型コロナウイルスの感染に翻弄されてきました。それを乗り越えての優勝。3年生にどんな言葉をかけたいですか。

須江航監督 :入学どころか、たぶんおそらく中学校の卒業式もちゃんとできなくて。高校生活っていうのは、僕たち大人が過ごしてきた高校生活とは全く違うんです。

青春って、すごく密なので。でもそういうことは全部ダメだ、ダメだと言われて。活動していても、どこかでストップがかかって、どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で。

でも本当にあきらめないでやってくれたこと、でもそれをさせてくれたのは僕たちだけじゃなくて、全国の高校生のみんなが本当にやってくれて。

 

このインタビューを聞き終えた後、青春についての意味を調べてみました。とある辞書には「夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春に喩えたもの」と書かれています。

次に、附属小の子どもにとっての青春とは何かを考えてみました。日常生活や授業において「誰かが納得するまでとことん議論し解決策を見出していく」「自分たちで限界を作らず、こだわりをもって突き進む」等、様々思い浮かんできました。

こうした子ども一人一人の青春が積み重なっていった結果、附属小ならではの文化がつくられているのではないかと思います。

あゆみの子どもたちはこれから3年ぶりに実施される教育実習Ⅲを皮切りに、学級担任の教科を通して研究授業やつどい、本校にて開催する附属特別支援学校との交流などに向かうこととなります。

きっと、子どもたち一人一人の「こんな教育実習にしたい」「つどいではこの役をやってみたい」という様々な思いが表れてきます。当然、そこには思いのずれや意見の対立などが生じるでしょう。

時にはお互いにぶつかり合うこともあるはずです。しかし、そうした過程で子どもたちは「自分たちのクラス」を見つめ直し、あゆみ〇組ならではの文化を創り上げていってくれると思います。

そう考えると、単に「完成度の高さ」ということよりも、「どのようにして創っていくか」「その過程で何を学んでいくか」ということが、子どもたちの成長にとって大切になると思います。

あゆみの子ども一人一人が、自分らしさを思い切り発揮し、夢や希望に満ち活力がみなぎるよう、学級として、「あゆみ」として“密な時間”を過ごし、成長していけるよう学年部職員一同努めてまいります。

引き続き、保護者の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。