ともに歩む【おおぞら】

4月から、運動会、教育実習、相棒活動と駆け抜けてきたおおぞらの子どもたち。「一つ一つの行事が最後になるから」と、最高学年として、それぞれの思いをもって全力で活動に向かうその姿には、本当に頼もしさを感じています。

そして、いよいよ明日から、子どもたちにとって、附属小での最後のつどいが行われます。今年度のつどいまでの道のりはやはり昨年度とは一味違っています。3年ぶりの体育館での実施、6年生として夏休み前にトップバッターで始まる日程、グル活や相棒活動と並行することなど、今年度ならではの難しさが立ち現れています。でも、そういった見通しをもつことが難しい中でも、限られた時間の中でよいつどいにしようとそれぞれのクラスで準備を進めています。「時間がないから、グループごとの出し物の形にしたい」「効率も大事だけど、俺たちが伝えたいのは全員のチームワーク」「役割を分けて、一人一人が責任をもって参加しつどいをつくりあげたい」と、プロセスを大事にしながらつどいに向かう姿が見られます。また、「初めは映像を使って、途中からステージで披露しよう」と、例年の型にはまらず、自分たちらしさを大切にしながら伝統も創造も意識したつどいを作り上げようとするすてきな姿にあふれています。

一方で、行事に向かう過程や、思うようにいかなかった結果から、ぶつかり合うことも多く生まれることと思います。その中で、大切になるのはそれぞれの思いを共有していくことだと考えています。個の思いと動き出しの力をもつおおぞらの子どもたちだからこそ、「雨降って」お互いの思いを受け止めていくことの先に、集団として「地固まる」につながっていく姿が現れると考えています。同時に、その集団の中にいる自分自身を改めて知ることで、学級目標や学校目標「自らをきりひらく」に向かう姿につながっていくことと信じています。

また、6月から本格始動したグループ活動。委員会もあり忙しい合間をぬって、それぞれの役割で集まって話し合ったり仕事を行ったりしています。

「私が一人一人の目標を書いてもらった理由は、自分の目標を立てグル活・本キャンプに取り組んでほしいからです。もう一つは、私が一人一人の目標をみて支えられる部分もあると思ったからです。」

「グループ目標は、個のよさが光れて、すべての瞬間を全力で楽しむグル活です。『個のよさが光れる』は、個性や性格、意見などで自分がいいなって思ったものをみんなで伝え合うことでそのいいなって思ったものが重点目標の自分、仲間のよさを感じることにつながります。」

「重点目標の達成は、たとえ一つだけだったとしても、きっと一生の思い出に残ると思います。ぼくは、そのようなグループを目指します。」

これらは、第2回グループ活動の「結団式」で話してくれたグル長決意表明の一部です。このようなグル長の思いのもと、本キャンプに向けた活動が本格化しています。グル長の思い、その思いを支えようとする周りの6年生。本キャンプに向けた残りのグループ活動、そして本キャンプで「自分のそらと仲間のそらをつなげていく」おおぞらの姿を見れることが、楽しみでなりません。

ご家庭におかれましては、実行委員やグループ長などで、活動に向かう苦しさや友達への向き合い方に悩んでいるお子さんを見て、心配なさる場面もあるかと思います。いつも、丁寧な見届けをありがとうございます。子どもが自分ごととして活動に向き合っていくことでよりよい成長につながるかけがえのない経験となるよう、全力で支えてまいります。つどいやグループ活動などでご家庭のご協力をいただくこともあるかと思いますが、引き続きよろしくお願いします。