ひかりのみなさん、ご入学おめでとうございます

1年生105人の入学をお祝いするかのように、桜の花や色とりどりのパンジーがきれいに咲いています。
保護者の皆様は、6年前、お子さんが生まれた日のことを、まるで昨日のことのように感じていらっしゃるのではないでしょうか。初めてニッコリ笑ってくれた日のこと、初めて「パパ」「ママ」と呼んでくれた日のこと、初めてよちよち歩きをした日のことなどなど。様々なことを思い出し、お子さんの成長を感じながら、今日、附属小学校の校門をくぐられたのではないかと思います。「ぼくは、わたしは、もう小学生になったんだよ!」と、入学式を迎えた子どもたちの顔が、誇らしく見えます。初めての校舎、初めての教科書、新しい友達。その小さな胸の中にはこれから始まる小学校生活への希望が満ちあふれていることでしょう。「友達をいっぱいつくりたい」「運動場で思いっきり遊びたい」「勉強を毎日がんばるぞ」「給食は残さず食べたいな」そんなやる気に満ちあふれ、どの子の顔も、光り輝いています。私たち大人にとってみれば、「当たり前のこと」「小さなこと」でも、子どもにとっては「初めて」のことであり、大きな驚き、発見、挑戦です。初めてのことに挑戦する子どもは、期待と同時に、不安も抱えています。どの子も、精一杯の勇気を出して、その不安に立ち向かっているのだと思います。だからこそ、子どもたちの顔は、輝いて見えるのではないでしょうか。
今日は、子どもたちにとって、「初めて」附属小学校の児童となる記念すべき日です。保護者の皆様と共に、子どもたちのその「初めて」に立ち会わせていただける幸せを、私たち職員一同感じています。入学式を迎えた子どもたちは、きらきらと光り輝いて見えます。そして、そんなお子さまの姿を、あたたかく見守る保護者の皆様の姿に、改めて責任の重さを感じます。
子どもは、どの子にも可能性があり、自らを成長させていく力をもっています。その可能性や成長する力を、その子自身が発揮していきながらあゆんでいけるよう、1年部職員一同、精一杯支えていきたいと思います。