「12個のブロックを4人で分ける」ときの操作、図、式を理解した子たちに
『「12個のブロックを4人で分ける」を算数の言葉(操作、図、式)を
使って説明するとき、どれを使って説明したい?』と投げかけると、
「図を使いたい子」、「式を使いたい子」がおよそ半々に分かれました。
子どもたちから挙がったそれぞれのよさと悪さは、
操作・・・【よさ】実際に動かせるから、みんなに説明しやすく、図で表しにくい
ところも見せられる。
【悪さ】ブロックがないとそもそもできない。めんどくさい。
図・・・【よさ】わり算やかけ算を知らない子にもぱっと見てわかりやすい。
式・・・【よさ】単に説明できる。
【悪さ】式は動かせないから難しい。
でした。
授業の終わりに、「いいたいことがある」と4人の子が
操作、図、式のよさや悪さを見比べて、
「操作と式はよさと悪さが反対」、「操作と図は似ている」、「操作、図、式は仲間」
「うまく説明できないときは、別の算数の言葉に変えていけばいい」と発言しました。
それぞれのやり方のよさを感じ、活用の仕方を考える1時間となりました。