2020年はベートーヴェン生誕250年の年です。
(1770年12月16日頃が誕生日)
音楽史上極めて重要な作曲家の一人であり、
「楽聖(音楽の聖人)」と呼ばれている彼は、
その生涯で「芸術としての音楽」を追い求め続け、
孤高の音楽家となっていきました。
2・3年生の子どもたちは、
「動機」「形式」「楽器の音色」などといった音楽的な要素や
音楽の雰囲気の変化に注目し、
ベートーヴェンがどのような思いをもって
≪運命≫の呼び名で親しまれる交響曲第5番ハ短調を作曲したのかについて
感じ取ったことや考察したことなどを語り合いながら、
その鑑賞を深めていきました。
日本では年末になると、
「歓喜の歌」や「第九(だいく)」の呼び名で親しまれる
彼の作曲した交響曲第9番ニ短調≪合唱付き≫が頻繁に演奏されています。
ベートーヴェンの精神に思いを馳せながら、
2020年を締めくくってみるのもいいかもしれません。