令和5年度 家庭科研究報告 

令和5年度の家庭科教育研究へのご協力ありがとうございました。

家庭科では、食の新たな選択肢として注目されている「プラントベースフード」を題材に実践を行いました。

以下は、11月に開催した家庭科教科研究会の実践報告となります。

 

【研究テーマ】

現代社会の変化を家庭科の見方・考え方で捉え、よりよい生活を創造できる生徒の育成

~「プラントベースフード」を題材とした教材研究~

 

【教科研究会】

日 時  11月14日(火)

授業者  伊藤 誠

授業名  プラントベースフードから学ぶよりよい食品選択

 

【研究会資料】

☆研究テーマ・指導案・本時ワークシート

☆本時までの実践記録①  実践記録②

 

【協議会からの成果や課題】

○新しいテーマを扱うことの価値

→プラントベースフードが選択肢の1番になることが重要ではなく、新たな価値観に気付き、深めることができた。

→教員自身の学びにもつながり、今後の社会の課題を生徒と共有することができた。

○思考ツール(ダイヤモンドランキング)の効果

→食品選択の価値観を可視化することで、学んだことを生かしながら設定した家族に合った選び方を考えることができた。

○食品選択の場面設定

→家族の状況を設定したことで、小集団において意見の比較がしやすく、それぞれの価値観について考えを深めることができた。

△今後の発展性について

→3年生で実施することで全ての領域を学んだ上で、幅広い選択をすることができる。

→実施学年や時期を工夫することで、学びがさらに発展する可能性がある。

→調理実習までつなげることで、食品の選択に必要感が高まる。