北斎「冨嶽三十六景」の鑑賞

5月24日(金) 島田市教科研修会&美術科協議会をおこないました。

中学に入学して、初めて鑑賞授業「世界美術発見!日本の美~冨嶽三十六景~」です。

導入時にアートカードを用いて、作品の中のモチーフを見つける目を養うような活動をし、本時では、視点や構図の面白さ、対比などが分かりやすい「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」「尾州不二見原」の3作品に絞り鑑賞しました。

北斎がどんな工夫をして描いているのかを感じ取り、「波の形が手みたいで、富士山に襲いかかっているようだ。」「海から富士山を見ている視点だ。」「空のグラデーションは、時間の流れを表している。」など、いろんな視点で気づきが広がりました。

今後、学級の生徒36名で、一版多色刷り版画による表現活動「島附学三十六景」へと繋げていきます。

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