社会科「ものをつくる仕事」の学習でヤマハ掛川工場,磐田市新造形創造館,島野いちご農園の見学・体験を行いました。
ヤマハ掛川工場では,ピアノが作られる工程を見学しました。8000個もの部品を職人さんと機械によって丁寧に組み立てられ,ピアノが完成するそうです。弦を張る作業,鍵盤の黒鍵・白鍵の位置を1mm単位で調節する作業,音の調律など職人さんの技を間近で見学させていただきました。世界中のいろいろな国の木が部品ごとに使われていることやグランドピアノは木を乾燥させたり組み立てたりするので完成まで約1年かかることを知り,子どもたちはピアノ作りの大変さを感じていました。
磐田市新造形創造館では,ガラスを使ってアクセサリーを作りました。白いガラスの土台の上に,小さいカラフルなガラスを並べて,模様を作っていきます。小さいカラフルなガラスは不規則で様々な形をしているので,自分がほしい形,大きさのガラスを探すのが一苦労…。しかし中には,花やクローバー,お日様など模様にチャレンジした子もいました。「できあがったらお母さんにプレゼントするんだ」と張り切っている子もたくさんいました。できあがった作品は,来週,子どもたちの手に届きます!
島野いちご農園では,いちご農家の様子を見学しました。外は寒かったですが,ビニルハウスの中は26度とぽっかぽかでした。いちご畑のほとんどが高設栽培といって地面より高い位置で栽培されていました。高設栽培の方が衛生的であるし,腰をかがめず作業できるので,いちごを育てるのに楽なのだそうです。ビニルハウスの温度やいちごの成長のスピードを調節することなど,いちご作りで気をつけていることを聞き,しっかりメモすることができました。
そして,いよいよいちご狩りタイム!「大きいの見つけた!」「甘そうなの見つけた!」とビニルハウスのあちこちからうれしそうな声が聞こえてきました。たくさんいちごをいただき,多い子は100個近く食べたとか…。練乳なしでもとってもおいしかったです!