夏休みを皆さんはどうお過ごしでしょうか。
私からは「 本田宗一郎『逆境』を生き抜く力」という本を紹介します。
浜松市出身の技術者であり,本田技研工業の創業者である本田宗一郎。
彼が口癖のように言っていた言葉に「やってみもせんで,何をいっとるか!」というものがあります。今でこそ世界的なメーカーに成長したHONDAですが,経営難により倒産寸前にまで追い込まれそうな状況に陥ったときもあったようです。
しかし,そうした時にあえて世界のビッグレースである「マン島TT」や「F1」に挑戦し,従業員の士気高揚を図り経営を立て直したのが本田宗一郎の凄さ。
結果がどうなるかということを考えるよりも挑戦することを大切にした宗一郎の人柄がこの本からは分かります。
課題は人それぞれだと思いますが,目の前にある状況から目をそらすことなく,ひとつひとつ誠実に「やってみる」ことをぜひ大切にしてください。