優しさの先にあるもの あゆみ学年便り

 今、附属小学校は11月6日の運動会に向けて一丸となって取り組んでいます。あゆみの子どもは、もちろん「だるまはこびで優勝する」ことに向かい続けています。ここまで、何度か学年練習を行ったり、先日もあゆみンピックを行ったりしてきましたが、子どもはそこでの結果に一喜一憂です。
 なかなか1番が取れないと感じているある子は「本当に優勝できるのかな~」と少し弱気な思いを呟きます。それを聞いた同じクラスの仲間は「何を言ってるんだ!そんなこと言ってるから負けるんだ!」と悔しさもあったのか強い口調で主張します。言われてしまった子は泣き出し、言ってしまった子はばつの悪そうな顔をしています。こんな子どもの思いのやりとりが運動会に向かう日々の中で、随所に見られるようになった気がします。
 「勝利」を純粋に目指せば目指すほど、それを叶えようとする子どもの思いや行動は素直なものになります。その素直さ故に時には衝突してしまうことだってあります。しかし、子どもはその衝突によって、どうしたらいいのかを考え始め、それを理解した時に周りへの優しさがちょこっと成長するのだと思います。そうして、周りへの優しさが成長していくと社会性も育まれていくのだと思います。
 いつかのばつの悪そうな顔をしていたあの子を見かけると、今度は必死になって並走し、泣き出してしまったあの子を応援していました。
 運動会終わって欲しくないですね。