青梅雨のかがやき

“青梅雨”という夏の季語を先日テレビ番組で紹介していました。新緑に降り注ぐ梅雨のことをそう呼ぶのだそうです。梅雨時季はどうしても「うっとうしい」と感じたり,「梅雨明けが待ち遠しい!!」と思ったりします。いにしえの歌人のように“青葉をより美しくする恵みの雨としての梅雨”と捉える見方を大切にしたいと感じました。さて,先日はお忙しいところ授業参観・懇談会に来校いただきありがとうございました。

1組は道徳で「お楽しみ会でやるバスケのチーム分け」をテーマに話し合いました。「チームの決め方を決めたのに,後で不公平だというのは文句になる」「みんなが楽しくなるためには,バスケがうまい3人は分かれた方がいい」などと子どもたちがそれぞれの価値観で自分の考えを伝えていました。

2組は「説明文の構造の理解」を目標にした国語の授業を行いました。子どもたちは,「動いて,考えてまた動く」の説明文が,「はじめ」と「おわり」に筆者の主張が書かれている双括型の文章と判断しました。そのうえで,二段落が「はじめ」なのか「中」なのかを一生懸命に考え,議論しました。「そこで」の接続語に注目したり,「もし仮に中だとすると○○だ。」など仮定して考えたりと,授業を通して説明文の読み取り方を学んでいきました。

3組は「こんなときどうする?」という場面をもとに,自分の立場を決めて話し合う道徳の授業を行いました。「命の方が法律より大事でしょ!!」「いや,法律が大切。決まりを破ったらマリーアントワネットみたいになっちゃうよ。」と45分間では足りないくらい議論が盛り上がりました。

各学級で展開された授業には,子どもの良さがあふれていました。放課後の職員室で毎日のように学級の自慢話をしながらも,「やっぱり附属の子だなぁ」と笑みがこぼれてしまう担任一同です。

また,グループ活動,教育実習,附属特別支援学校との交流会,プール開き,つどいなど本校独自の学校行事も行われています。それぞれの実行委員の活動も充実しており,企画・実行・振り返りのサイクルをうまく機能させている子どもたちです。実行委員の子どもたちのやり切ったときの充実感に満ちた笑顔は,“かがやき”そのものです!!

初めてのグループ活動では「持ち物をグループ長さんに聞きに行ってくる!!」と張り切っていたり,「どうしよう,ファイルを忘れちゃった…」と困っていたりする子どもの様子が見られます。学級の仲間を越えた異学年集団のグループ活動では,忘れ物も一大事です。グループ活動で学ぶ“生活の知恵”や“社会性”をいかに普段の学校生活に役立てていくか,かがやきの子どもの活動に目が離せません!!

授業や行事,実行委員の活動を通して青々と茂る若葉のようにかがやきを増す子どもたち。“よりあざやかに”,“よりたくましく”という願いをこめて青梅雨のようなかかわりをしたいと考える4年部教職員一同です。